■ 食事による便秘解消方法の嘘と本当

便秘という症状は、軽くみられがちですが、実際に何日も便が出ない状態が続くのは非常に辛いものがあります。

ただお腹が張って痛みが出るだけではなく、腸の中で便が蓄積し続けるとその便が毒素を発生させ、身体の免疫力を低下させるなど様々な障害が現れるようになってしまいます。

また、便秘の状態では一日の生活も気持ち良く送る事は出来ませんし、集中力ややる気の欠如にも繋がってしまいます。

 

便秘解消のための方法には、いくつかのパターンがありますが、今回は食事の面から便秘解消の為に良い方法とやってはいけない方法について探っていきましょう。

 

便秘解消に効果的な食事というと、多くの人が乳製品や食物繊維の多く含まれた食品を頭に思い浮かべるでしょう。

ヨーグルトなどの乳製品は、善玉菌を増やして腸内環境を改善する効果があると知られているので、便秘にも良い影響がありそうに見えます。

 

しかし、もともとヨーグルトや牛乳、チーズといった乳製品は、日本人の体質には合わない食品のひとつです。

日本人には乳製品を分解する酵素が非常に少ない為、上手くこうした製品を消化することが出来ません。

また、乳製品のような動物性タンパク質や脂肪の多い食品は摂りすぎることにより、逆に腸内の悪玉菌を増やして便秘を悪化させる恐れがあります。

 

ですから、便秘には乳製品という決めつけは止めるようにしましょう。

適度に摂取するならば、問題はありませんが乳製品をたくさん食べると便秘が解消する訳ではありません。

 

次に、便秘には食物繊維という人も多いでしょう。

確かに食物繊維はスムーズなお通じの為には、大切な栄養素といえます。

ただし、食物繊維繊維にも不溶性食物繊維と水溶性食物繊維というものがあり、前者の不溶性食物繊維を摂りすぎると、
更に便秘を促進させお腹の痛みを増長させる結果にもなりえるのです。

 

何故なら、バナナやサツマイモに含まれている不溶性食物は、水に溶けにくく保水力の強い繊維であるが故に、腸内で何倍にも膨張し便の量を増やします。

便の量がいくら増えても、便の出口が固くなっていたり他に便がスムーズに排出されない原因があれば、
不溶性食物繊維を摂ることで、余計にお腹が張り便秘による苦しみが増してしまうでしょう。

 

そのため便秘解消の為には、不溶性食物だけではなく水溶性食物繊維もバランス良く摂取し、適量の水分も摂取する必要が欠かせません。

 

以上のように、便秘解消に良さそうな乳製品や食物繊維の摂取も必ずしも便秘解消に役立つ訳ではなく、
逆に悪化させることもあるので、注意をしながら摂取する必要があるのです。